介護給付において行われる給与に対しての処遇改善について
算定区分 |
- 介護職員処遇改善加算Ⅰ
- 介護職員等特定処遇改善加算Ⅰ
- 介護職員処遇改善支援補助金
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対象職員 |
- 介護保険サービスに携わる介護職員(看護職資格者を含む)
- A:経験・技能のある介護職員(サービス提供責任者:介護福祉士資格保持者)
B:その他の介護職員(訪問介護員・サービス提供責任者:看護師資格保持者)
C:介護職員以外の職員
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改善支給項目 |
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- 処遇改善手当(基本給として改善を行うもの)
- 改善継続手当(継続勤務者3,5,10年):キャリアパス要件Ⅲ
- 処遇改善成績手当(年度評価に応じて支給)
- 改善夜勤手当(深夜帯勤務に対して支給)
- 改善リーダー手当(リーダー職に支給)
- 改善一時金(賞与、年末年始手当、その他調整一時金)
- 法定福利費(処遇改善に伴う社会保険・年金保険料、雇用保険料)
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- 特定処遇改善手当(基本給に上乗せして改善を行うもの)
- 特定改善夜勤手当(深夜帯勤務に対して支給)
- 特定改善一時金(賞与、年末年始手当、その他調整一時金)
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- 基本給にかかわる項目(ベースアップ等)
- 改善継続手当に上乗せし毎年1,000円の昇給を行う
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2020年度実績 |
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- 介護職員処遇改善加算総額
- 17,082,780円
- 介護職員の処遇改善に要した総額
- 18,473,918円
- 改善を行った対象職員数
- 342.94人
- 一人当たりの賃金改善総額
- 53,869円
- 一人当たりの賃金月額
- 280,381円
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- 介護職員処遇改善加算総額
- 6,303,490円
- 介護職員の処遇改善に要した総額
- 6,338,326円
- Aグループの一人当たり改善平均月額
- 36,085円
- Bグループの一人当たり改善平均月額
- 15,445円
- Cグループの一人当たり改善平均月額
- 7,227円
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キャリアパスの仕組みについて
キャリアパス要件Ⅰ |
介護職員任用における職位、職責又は職務内容及び賃金体系を就業規則に定めています。 |
キャリアパス要件Ⅱ |
資格取得のために介護職員と意見交換をしながら、勤務シフト調整や有給休暇取得等を調整することでキャリアアップの機会を設けています。
また、国家資格取得(介護支援専門員資格)奨励のための資格取得奨励金制度や条件付き給付型奨学金制度を設置しています。 |
キャリアパス要件Ⅲ |
- 勤続年数で昇給する仕組み(毎年1,000円)があります。
- 資格に応じて昇給する仕組みがあります。
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介護職員の為におこなった職場環境等の処遇改善について
区分 |
内容 |
入職促進に向けた取組 |
- 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
★職員全体会議にて年度方針の説明を行うことで、経営理念やケア方針を確認しました。
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- 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
★他産業からの人材の入社がありました。
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- 職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施
★自治会敬老会に参加しました。
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資質の向上や キャリアアップに向けた支援 |
- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
★実務者研修受講及び介護福祉士受験に際し勤務シフト調整等を行いました。
2021年度は2名の介護福祉士資格取得者が出ました!
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両立支援・多様な働き方の推進 |
- 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
★非正規職員から正職員への転換の整備があります。また、高齢になっても継続して働くための配慮(週4日勤務)を行っています。
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- 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
★各部門リーダーによる相談窓口、また民間労災保険加入による保険会社メンタルヘルス窓口を設けています。
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腰痛を含む心身の健康管理 |
- 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等導入及び研修等による腰痛対策の実施
★腰痛予防のために研修並びに腰痛防止ベルトの貸与を行っています。また、専門知識を持つ職員を雇用し介助動作の指導等を行っています。
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- 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
★休憩室の確保やパートタイマーにも健康診断を実施しています。
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生産性向上のための 業務改善の取組 |
- タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減
★ICT活用により記録業務の改善を継続して行っています。
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- 高齢者の活躍(居室やフロア等の掃除、食事の配膳・下膳などのほか、経理や労務、広報なども含めた介護業務以外の業務の提供)等による役割分担の明確化
★訪問時に使用する物品の補充や従業員休憩室及び従業員トイレの清掃のための高齢者職員を雇用しています。
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やりがい・働きがいの醸成 |
- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
★全体会議や各種委員会によりコミュニケーションの場や意見発表の場を設けて職場環境の活性化を図っています。
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- 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
★全体会議により定期的なケア方針のすり合わせや介護保険の動向等を定期的に学ぶ機会を設けています。
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